想定されるご相談事例

  • 受領拒否

30代 女性 映像制作

すべて任されたはずなのに「欲しいものと違う」と言われ、受取を拒否された。

Dさんはフリーランスの映像制作者です。これまでによく仕事を受けていた制作会社から、プロモーション用ビデオの制作依頼がありました。作品のコンセプトや目指すイメージはどのようなものか尋ねたところ、具体的な話は全くなく、担当者は「今は忙しいから君に全部任せるよ。これまでにお願いしたような感じでいいから。自分で考えて作ってみて」と言い、打ち合わせの時間をほとんど取ってくれません。Dさんは、過去にこの会社と仕事をした際に求められた内容を思い返し、自分なりにイメージしていくつか具体案を提出しました。ところが担当者は、イメージと違うと言って何度もやり直しを命じました。Dさんは要望に応え、なんとか完成品を納品したにもかかわらず、「欲しいものと違うし納期に間に合っていない」と一方的に作品の受取を拒否されました。そこで、「せめてこれまで働いた分の報酬は支払ってほしいのですが」とWeb相談を希望されました。

フリーランス・トラブル110番の対応例

Web面談を行い、画面上でDさんと担当者とのメールのやり取りを確認しました。受注するにあたり、Dさんが作品のコンセプトと目指す方向性を教えてほしいと何度も要求しているのに、担当者が内容について答えていないことが確かめられました。
この作品の制作に関する契約書は交わされていませんでしたが、Dさんはこの会社との過去の同じような制作発注での受注金額を参考に、今回の制作費の支払いを求めたいとの希望だったため、和解あっせんの手続を選択。
制作会社もDさんとの取引は長く、今回は求めていたものができなかったが、今後もDさんに制作に携ってほしいとの希望がありました。そこで、Dさんの要求する金額の8割の金額の支払いに応じ、発注時の打ち合せは、今後はもっと時間をとって行う約束で合意しました。

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