想定されるご相談事例

  • 損害賠償請求

30代 女性 メイクアップアーティスト

雑誌制作会社から報酬の返金と損害賠償請求があり、支払いに応じるべきか悩んでいた。

Hさんはメイクアップアーティストとしてヘアメイクの仕事をしています。雑誌制作会社からヘアメイクの仕事を3万円で請け負ったのですが、Hさんが担当したモデルからクレームがあったと連絡がありました。ヘアメイクに使用するコテでモデルの私服に穴が開いたため、報酬3万円の返金と50万円の弁償代を要求されてしまいました。「服に穴を開けた記憶はないのですが、支払いに応じなければならないのでしょうか」とWeb面談でご相談いただきました。

フリーランス・トラブル110番の対応例

Web面談でご相談内容をお聞きしたところ、Hさんは請求を拒みたいが、今後相手方から訴えられたりするのが怖いため、なんとか早く解決したいとのことでした。そのため、迅速で安価に解決できる和解あっせんの手続で解決することをご提案し、Hさんは和解あっせん手続を申立てました。
Hさん、雑誌制作会社それぞれに仕事をしていた時の状況をうかがい、損害賠償請求権があるかどうかを確認しました。制作会社へはモデルの私服の損害状況と、具体的な損害額を示すものを提示してもらえるよう求めました。すると、私服にコテがあたって傷んだのは事実のようでしたが、実際には50万円もの損害はないことがわかりました。それでも制作会社は当該モデルに迷惑をかけたことは間違いないと主張されました。
話し合いの末、Hさんへ報酬の返金は求めない代わりに、私服を傷めたおわび代としてHさんから5万円を支払うことで、今後は会社もHさんには一切請求しないと合意して解決しました。